繋がるだけ
2005年9月19日ベッドは広くてふかふかしていて。
橙色の照明は、テーブルだけを照らす程度に暗くて。
カーテンを開けっ放しにした窓からは、夜景が見えてた。
東京に居た頃、KくんやMと見た時より、明りの数は少なくて。
やっぱり、ここは遠い場所なんだと知る。
たくさんアルコールを流し込んだ身体は、少し熱い。
心臓は、いつもより少し早足にトクトクいってる。
ベッドに腰かけるそのすぐ隣。
相手はあたしの腰を抱いて引き寄せた。
あたしを自分に寄りかからせて、
あたしが肩に頭を預けると、頭を撫でた。
香水をつけない彼からほんのりと、スパイスみたいな香り。
手が、膝を撫で、太ももを撫で、スカートの中に伸びてくる。
ストッキングの太ももにある、蝶々の刺繍が露になると、
彼は「ちょっとエッチなデザインだね」って言って、刺繍を指でなぞった。
彼があたしを押したのか、あたしが彼を押したのか分からないけど、
あたしたちはベッドに倒れた。
彼がネクタイをはずし、あたしのブラウスのボタンを外す。
黒いブラジャーに手をかけて、「下着もえっちだね」って言う。
あたしは、酔って眠くなったふりをして、何も答えない。
乳房に唇が這うのを感じながら、天井をぼんやりと眺めてた。
乳首を吸われて、指を入れられて、身体は濡れる。
「あ・・・・・・」って声が漏れて、彼の背や髪に手を這わせて、
身体は感じてる。
熱い。
どこか痛い。
泣きたくなった。
太ももを押さえつけて、彼が入ってきた。
そして、激しく突く。
奥の奥に硬いものがあたる。
子宮がどきりとする。
もれる声が大きくなる。
泣き声みたいに。
・・・・・・痛い。
キスは一度もしなかった。
ただ、満たすだけ。
ひとりシャワーを浴びて、すべてを洗い流す。
乳房の上に残った、赤いキスマーク。
壊すように爪で掻いて、傷をつけた。
橙色の照明は、テーブルだけを照らす程度に暗くて。
カーテンを開けっ放しにした窓からは、夜景が見えてた。
東京に居た頃、KくんやMと見た時より、明りの数は少なくて。
やっぱり、ここは遠い場所なんだと知る。
たくさんアルコールを流し込んだ身体は、少し熱い。
心臓は、いつもより少し早足にトクトクいってる。
ベッドに腰かけるそのすぐ隣。
相手はあたしの腰を抱いて引き寄せた。
あたしを自分に寄りかからせて、
あたしが肩に頭を預けると、頭を撫でた。
香水をつけない彼からほんのりと、スパイスみたいな香り。
手が、膝を撫で、太ももを撫で、スカートの中に伸びてくる。
ストッキングの太ももにある、蝶々の刺繍が露になると、
彼は「ちょっとエッチなデザインだね」って言って、刺繍を指でなぞった。
彼があたしを押したのか、あたしが彼を押したのか分からないけど、
あたしたちはベッドに倒れた。
彼がネクタイをはずし、あたしのブラウスのボタンを外す。
黒いブラジャーに手をかけて、「下着もえっちだね」って言う。
あたしは、酔って眠くなったふりをして、何も答えない。
乳房に唇が這うのを感じながら、天井をぼんやりと眺めてた。
乳首を吸われて、指を入れられて、身体は濡れる。
「あ・・・・・・」って声が漏れて、彼の背や髪に手を這わせて、
身体は感じてる。
熱い。
どこか痛い。
泣きたくなった。
太ももを押さえつけて、彼が入ってきた。
そして、激しく突く。
奥の奥に硬いものがあたる。
子宮がどきりとする。
もれる声が大きくなる。
泣き声みたいに。
・・・・・・痛い。
キスは一度もしなかった。
ただ、満たすだけ。
ひとりシャワーを浴びて、すべてを洗い流す。
乳房の上に残った、赤いキスマーク。
壊すように爪で掻いて、傷をつけた。
コメント