突然抱きしめられて
2005年8月2日仕事が終わって、会社の人たちと食事に行った。
その帰り。
会社の先輩にいきなり抱きしめられた。
いや。。。
『いきなり』っていうのは、ちょっと違うかもしれないけれど。
先輩は、あたしの背中ひきよせるみたいに、片手で抱きしめた。
あたしは驚いて、かたまってしまった。
先輩は、あたしが拒んでいないと思ったのかもしれない。
もう片方の手で、あたしの頭を抱いた。
先輩の身体はあったかくて、
ほんの少しだけ、スパイスのような匂いがした。
「香水、つけてるんですか?」
あたしはきいた。
目を閉じてた。
「香水? いや、つけてないけど…」
「いい匂いがしますね」
「そう?」
あたしは、「ああ、そっか」って思った。
多分、先輩の彼女の香水の匂いなんだろう。
あたしはちょっともがいて、先輩から離れた。
「やめてください」
きっぱりと言った。
あたしはそれ以上責めようとも思ってなかった。
でも、先輩は急に現実に戻ったみたいな顔をして、謝った。
あたしは、平静を装っていたけど、すごく動揺してた。
抱きしめられた事に対して、じゃない。
このまま、身体を預けて眠ってしまいたいと、
そう思った自分に対して。
Mみたいな抱きしめ方だな。。。そう思ってた。
たぶん、愛するためじゃなくて、
ただ心地良さだけを求めてる人の抱きしめ方なんだろう。
身を任せれば、あたしも心地良さを感じることができたのかもしれない。
正直、そうしたい、っていう気持ちもあった。
でも、そんな関係は、もうMだけで十分だろう。
また、Mに会うことになりそうだ。
まだ先の話だけれど。
あたしの休みに合わせて、休みをとってくれるという。
Mのことは、好きだけど、愛してるわけじゃない。
何度も離れようって思った。
でも、結局は、うわべの心地良さを求めてる自分がいるんだ。
キスして、抱きしめて、犯されたい。
プールオムの香りと、
肌のぬくもりと、
あたしが壊れそうなほど激しいセックスを。。。
あたしは、まだMに求めてる。
その帰り。
会社の先輩にいきなり抱きしめられた。
いや。。。
『いきなり』っていうのは、ちょっと違うかもしれないけれど。
先輩は、あたしの背中ひきよせるみたいに、片手で抱きしめた。
あたしは驚いて、かたまってしまった。
先輩は、あたしが拒んでいないと思ったのかもしれない。
もう片方の手で、あたしの頭を抱いた。
先輩の身体はあったかくて、
ほんの少しだけ、スパイスのような匂いがした。
「香水、つけてるんですか?」
あたしはきいた。
目を閉じてた。
「香水? いや、つけてないけど…」
「いい匂いがしますね」
「そう?」
あたしは、「ああ、そっか」って思った。
多分、先輩の彼女の香水の匂いなんだろう。
あたしはちょっともがいて、先輩から離れた。
「やめてください」
きっぱりと言った。
あたしはそれ以上責めようとも思ってなかった。
でも、先輩は急に現実に戻ったみたいな顔をして、謝った。
あたしは、平静を装っていたけど、すごく動揺してた。
抱きしめられた事に対して、じゃない。
このまま、身体を預けて眠ってしまいたいと、
そう思った自分に対して。
Mみたいな抱きしめ方だな。。。そう思ってた。
たぶん、愛するためじゃなくて、
ただ心地良さだけを求めてる人の抱きしめ方なんだろう。
身を任せれば、あたしも心地良さを感じることができたのかもしれない。
正直、そうしたい、っていう気持ちもあった。
でも、そんな関係は、もうMだけで十分だろう。
また、Mに会うことになりそうだ。
まだ先の話だけれど。
あたしの休みに合わせて、休みをとってくれるという。
Mのことは、好きだけど、愛してるわけじゃない。
何度も離れようって思った。
でも、結局は、うわべの心地良さを求めてる自分がいるんだ。
キスして、抱きしめて、犯されたい。
プールオムの香りと、
肌のぬくもりと、
あたしが壊れそうなほど激しいセックスを。。。
あたしは、まだMに求めてる。
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