また遠距離になっちゃうね
2005年2月6日「また、遠距離になっちゃうんだな」
「そうだね」
「半年毎に、近くなったり遠くなったり」
「ホントだ」
「じゃあ、半年後にはyucoが帰ってくるのかな」
「違うよ、あなたがこっちへ来るんだよ」
「寂しくなるな」
「そう?」
「yucoは平気?」
「平気じゃなくても、我慢するしかないでしょ」
「強いな。俺は我慢できないかも」
「嘘つき。九州に行った時、平気だったじゃん」
「平気じゃなかったよ」
「ホントかなぁ」
「yucoの方が平気そうだった。強いな」
「……強くなんかないよ」
本当に強かったら、Mと会うこともなかったんだろう。
あなたの知らないところでつくった、寂しさのはけ口。
「寂しかったら、新しい彼女をつくれば良いんじゃない?
いつも近くにいてくれる、優しい彼女さんを」
冗談めかして――でも、半分本気で――酷いことを言ってみる。
「そんなことしないよ」って言って欲しいだけなんだけれど。
彼は望みどおりの言葉を返してくれる。
でも。
もしも、また寂しくて耐えられなくなった時、
私は第二のMを求めるんだろうか。
ぼんやりと考える。
「そうだね」
「半年毎に、近くなったり遠くなったり」
「ホントだ」
「じゃあ、半年後にはyucoが帰ってくるのかな」
「違うよ、あなたがこっちへ来るんだよ」
「寂しくなるな」
「そう?」
「yucoは平気?」
「平気じゃなくても、我慢するしかないでしょ」
「強いな。俺は我慢できないかも」
「嘘つき。九州に行った時、平気だったじゃん」
「平気じゃなかったよ」
「ホントかなぁ」
「yucoの方が平気そうだった。強いな」
「……強くなんかないよ」
本当に強かったら、Mと会うこともなかったんだろう。
あなたの知らないところでつくった、寂しさのはけ口。
「寂しかったら、新しい彼女をつくれば良いんじゃない?
いつも近くにいてくれる、優しい彼女さんを」
冗談めかして――でも、半分本気で――酷いことを言ってみる。
「そんなことしないよ」って言って欲しいだけなんだけれど。
彼は望みどおりの言葉を返してくれる。
でも。
もしも、また寂しくて耐えられなくなった時、
私は第二のMを求めるんだろうか。
ぼんやりと考える。
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